ドラゴンクエストVの花嫁選びに見る母性ファンタジー

- ドラゴンクエストV 天空の花嫁
- スクウェア・エニックス 2008-07-17
- おすすめ平均

今度こそはぐりんを!!
移植は良いんですが…
相変わらず面白い…けど
なんだかんだで
面白い!
by G-Tools , 2008/08/24
『ドラゴンクエストV天空の花嫁』では主人公の結婚イベントがある。プレーヤーは主人公の結婚相手として、幼馴染のビアンカか、お金持ちの娘フローラかのどちらかを選ぶことになる。シナリオの伏線の張り方からして、他にも相手がいるフローラより、天涯孤独で身寄りのないビアンカを選ぶプレーヤーの方が多いが、DS版では二人に加えて、三人目の花嫁候補としてフローラの妹、デボラが加わっている。名前からしていかついデボラは、わがままで言葉づかいもきつく、共同体からはみでた厄介者の娘、いわゆる強い現代女性の象徴として喜劇的に描かれている。
プレーヤーは三人のうちから必ず一人を選び、結婚して、家族を作ることになる。昭和30年代的家族やコミュニティーの絆をいたるところで醸し出すドラクエならではのシナリオ展開だが、自由度が高い海外RPGなら、多分選択肢がもっとたくさんあるだろうと思う。何より、必ず結婚できるというのが男性の結婚願望を叶えるファンタジーっぽくていただけない。三人ともに見放されて結婚できないシナリオがあってもいいのではないか。もちろんプレイによって結婚せずに済ますことはできるけれど、その場合シナリオは全く先に進まず、エンディングも見ることができない。
誰とも結婚できず、独身を貫くしかないシナリオパターンはないだろうか。あるいは、結婚して籍は入れないけど、人生のパートナーとして共に生きていくとか、フローラのオヤジが持っている天空の盾を手に入れるため、フローラと形式的に籍は入れるけれど、実際はビアンカとパートナーになるとか、あるいはビアンカ、フローラ、デボラ三人と一緒に仲良く生きていくことにするとか、自由度の高い海外製RPGならシナリオの選択肢がもっとたくさんあるだろうと想像される。
ドラクエは街の人との会話が人情的で、実に泣かされるエピソードも多いのだが、そうしたふるきよき日本社会が滲み出ている長所もまた、海外で評価されない要因となっているのではないだろうか。母性的優しさに満ちているドラクエは、シナリオはドラクエ同様一本道ながら、ジョブやアビリティなどシステム的自由度が高いファイナルファンタジーに比べて、海外の評価が低い。
- [2008/08/24 22:14]
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ゲーム評:『ドラゴンクエストV 天空の花嫁(DS版)』

- ドラゴンクエストV 天空の花嫁
- スクウェア・エニックス 2008-07-17
- おすすめ平均

面白い!
欲しいけど…
あくまで未経験者宛て
いいゲームを語り継ぐために…
16年の歳月は…
by G-Tools , 2008/08/19
16年前、僕が中学二年生の頃発売されたゲームのリメイク作。DS本体と一緒に購入した。発売当時やった時は、そんなに面白くないと思った。ドラクエはIIIが最高に面白く、IV、Vとつまらなくなってきたと感じた。また、当時ライバル作だったファイナルファンタジーはシリーズを重ねる毎にどんどん面白く、グラフィックや演出もよくなっていたので、ドラクエはもう終わったなと思っていた。しかし、30歳になってやってみたら、実に素晴らしいゲームだと思えた。同時に購入したDSのゲームの中で、16年前に発売されたはずのドラクエVが一番面白かった。システム、シナリオ、ゲームバランスの完成度が高い。RPG史に残る歴史的名作としてみると、スーパーファミコンの時代にこんな面白いゲームがあったんだと評価できる。
何せ主人公が体験する苦労は、全RPGゲームの中で最高だ。幼くして、目の前で父を殺され、その後魔物に捕まり、10年間の奴隷生活。奴隷解放後、結婚するが、花嫁と一緒に石像にされ、オークションで売り飛ばされてしまう。10年間石像として過ごした後、自分の子どもに助けられる始末。中学生の頃は、それ以前のドラクエのヒーローたちに比べて、弱くて情けないと思っていたけれど、今にしてみると、全RPGゲームの中で、最もたくましいヒーローだと思い直した。どんな苦難にもめげず、20年の歳月にわたって戦い続ける主人公。
さらに、子どもの時には気づかなかった、親子の絆の物語に、何度も泣きそうになった。幼年時代、街を歩いていると、お父さんを大事にしろよと兵士が言ってくる。その兵士の言葉を聞いただけで、老いた父親を大事にせず過ごしてきた自分の16年間が想起されて、泣きそうになった。近所でこういうことを言ってくれるおじさんが街にいなくなったなあと想いつつ、ドラクエVを再体験する喜び。
- [2008/08/19 23:58]
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夏休みに備えてニンテンドーDSLiteを購入

- ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト
- 任天堂 2006-03-02
- おすすめ平均

十字キーが
いやはや、笑いが止まりません!
少し痛い出費ですが、買って正解です。
高級感あります。
ビジュアルがかっこいいです(^o^)丿
by G-Tools , 2008/08/09
1週間の夏休みに備えて、ニンテンドーDS Liteを買った。同時に購入したのはドラゴンクエストV。中学生時代、発売日と同時に買ってやったドラクエVをもう一度やってみたかったからというのが、購入の最大の要因。
同時に液晶保護フィルムとか、シリコンカバーとか、充電パックとか、カセットケースなども購入。さらには、夏休みを楽しむために他にもいくつかソフトを同時購入。CMで気になっていた「DS美文字トレーニング」、日本近代文学がいっぱい「一度は読んでおきたい日本文学100選」、タッチペンで名画の塗り絵ができて、自分で絵も描ける「こころを休める大人の塗り絵DS2」。
他にも脳トレとか眼力トレとかバンド天国とか動物の森とかニンテンドッグスとかFFIIIとかFFVIとかいろいろやりたいソフトがあるけれど、とりあえず夏休みは4本のソフトと北京オリンピックで十分楽しめそう。本を一冊も持たずに実家に帰るのは、東京にきてから初めてのことだ。まあDSのソフトの中に日本文学が100本以上入っているからいいんだけれど。
馬鹿にしていたタッチペンも、使っているだけでものすごく楽しい。
- [2008/08/09 21:54]
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ゲーム批評『コールオブデューティー4』プレイステーション3

- コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア
- アクティビジョン 2007-12-27
- おすすめ平均

オンラインプレイがおもしろい
戦場のリアル感が凄い
おっさんですが何か?
最高に面白いし、オンラインも繋がります。
戦場の真っ只中に放り込まれる
by G-Tools , 2008/07/05
「コール・オブ・デューティー4」は海外で人気の高い1人称視点のシューティングゲーム。今までは第二次世界大戦など過去の戦争を舞台にしていたが、4の時代設定は特殊部隊が活躍する現代である。プレイステーション3のレビュー系サイトでやたら評価が高かったので購入した。オンラインでの対人戦闘ができて、映像がリアル。というか、超美麗なCGは時に現実の風景よりも微細で芸術的だ。
戦場の描写があまりにリアルなので、若者がこうしたゲームに取り組むのは教育上よくないのではないかという批判がよくされる。僕もゲームを開始した当初は、そうした批判意見に同調していた。ゲーム開始、特殊部隊訓練場で訓練している最中まで、そうしたネガティブな感情が続いていたけれど、いざ戦場に出てみたら、撃たなければ殺されるので、知識人的批判意識は消えた。ただ自分が生き残るためだけに敵を撃つ。自分が精一杯実力を出さなければ、仲間の命も危うい。実際の新兵も、いざ戦場に出るまでは不安と恐怖に支配されているだろうけれど、戦闘の最中、迷いは消えてしまうだろうと思えた。
最初は教育上よくないと思っていたけれど、やっている最中、ゲームと現実を混同することはなかった。ステージを進めていくと、攻略パターンのようなものが見えてくる。所詮これはゲームで、現実で殺人しているわけではないと思えてくる。敵はみな似たような顔をしていて、人間には見えない。慣れから来る麻痺かもしれないけれど、戦場で殺す敵と、街を歩く人々は違うと思えた。実際の兵士も、同じような感情を持っているのかもしれないが。
- [2008/07/05 21:45]
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ゲーム音楽評「エースコンバット5 オリジナルサウンドトラック」

- エースコンバット5 オリジナルサウンドトラック
- ゲーム・ミュージック
- キングレコード 2004-12-22
- おすすめ平均

映画的な音楽
おっしゃるとおりです
最高です!!!
作品とマッチしている
素晴らしい!!!
by G-Tools , 2008/06/22
全世界でシリーズ累計1000万本突破した戦闘機フライトシューティングゲームシリーズ、5作目のサントラ。ゲーム自体は途中でつまって投げ出したけれど、音楽が素晴らしすぎてダウンロード。ストリングス多目の壮大で物悲しい音楽が戦闘中に毎回流れる。なんだか戦争の裏にある人間存在の悲惨さを描いているようで、ドラマチック。胸をつかまれること確実です。
ゲーム自体はグラフィックがものすごいリアルで緻密。シナリオも戦争小説チックで味がある。戦闘機の操作というか操縦が難しく、敵も画面上遠方の点で表示される。グラディウスやギャラクシアンやスターソルジャーなどシューティングゲーム一般に抱かれる敵をなぎ倒していく爽快感はない。シューティングも随分無機質で難しくなったなとプレイ当時は思っていたけれど、この前見たイスラエル軍のドキュメンタリー番組に出てきた、戦闘機のパイロット視点のカメラ映像が、このゲームのプレイ画面そっくりでびっくりした。
海外の戦争ゲームは悪い奴らがいれば正義の鉄槌やむをえずみたいな雰囲気がシナリオの随所から感じられるけれど、日本産の戦争を題材にしたゲームは、どんなに敵が悪逆非道でも、戦争そのものは肯定していないように感じられる。ここら辺のメッセージ性というか前提はエースコンバットもメタルギアも一緒で、ゲーム中プレイヤーが体感する感情も、海外ゲームとは随分と異なってくる。映像がリアルになればなるほど、ゲームシナリオの前提にある価値観は大変重要になる。リアルな戦争ゲームは子どもの教育に悪影響を与えると思っている人たちは、こうした良質のゲームで繰り広げられる人間ドラマに目を向けてもらいたい。
- [2008/06/22 23:17]
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メタルギアソリッド4クリア後のレビュー

- メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(通常版)
- コナミデジタルエンタテインメント 2008-06-12
- おすすめ平均

ゲームをプレイしたい人にはお勧めできない。
ムービーが無駄?
もっとやりたい!!っていうのが本音!
突っ込むもよし、隠れるも良し。
まさに映画を体感できる!!
by G-Tools , 2008/06/15
6月12日発売のプレイステーション3ソフト『メタルギアソリッド4』を先ほどクリアした。土曜日の正午、地震のニュースを見ていたら、アマゾンで注文していたのが届いた。土日で20時間プレイしてクリア。アクションゲームだが、プレイ時間20時間のうち、ムービーシーンが半分くらいだったと思う。元からムービーシーンが異常に長いゲームだった。この点については賛否両論あるだろうが、こうしたゲームなんだと割り切れば、ムービーシーンの画像も物語も質が高いので、納得できる(もちろんアクションゲームとしても面白い)。
画質について。プレステ2だとポリゴンのかくかくした描線がCGぽかったけれど、プレステ3では描線が滑らかで、草木の背景映像は現実の地球よりも綺麗に見える。唯一の難点といえば、大人の人間の動作が現実と比べて違和感ある点くらいで、映画よりも綺麗な映像がたくさんあった。
物語について。たっぷり重厚長大なストーリー。多くのFPS(一人称視点のシューティングゲーム。多くは戦争を題材にしている)ゲームは、戦争の存在そのものは肯定しているし、自分たちが正義の側で、敵は悪いやつらとはっきりしている。メタルギアシリーズはいつでも戦争の悲惨さ、戦争で翻弄される人々のドラマを、敵味方に関わらず克明に描いてくれるし、戦争はいけないものだというメッセージ性が強い。アクションゲームと現実社会で起きている戦争の関係自体を問題にしている。
プレイした率直な感想は、すごいものを体感したという喜びだけ。億単位の制作費がかかっているだろうと、いたるところで実感した。テレビや映画など対抗メディアをみていても、体験できない驚きの技術がたくさんあった。1万円以下でこんなすごい技術(アート)を体験できて、とても幸せ。プレステ3のゲームがみなこの水準で出てくれたら、とても楽しめる。ゲームの未来の可能性を見せてくれた感じ。
- [2008/06/15 22:28]
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メタルギアソリッド4、ファミ通クロスレビューで史上8作目の40点満点を獲得

- メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(スペシャルエディション)
- コナミデジタルエンタテインメント 2008-06-13
- おすすめ平均

今年のゲームナンバーワン!?
気になったんですが
360には無理かw
MGS最高
これは買いですね
by G-Tools , 2008/06/07
プレステ3の市場シェア拡大キラータイトル『メタルギアソリッド4』の発売日が来週に迫ってきた。週刊ファミ通のクロスレビューコーナーで、『メタルギアソリッド4』は評者4人から10点をつけられ、見事史上8作目の40点満点を獲得した。
1000号を達成し、ファミコン創世記から20年近く発刊され続けているファミコン通信で、クロスレビュー40点満点をとったソフトは、『メタルギアソリッド4』を入れて、8作品しかない。こうした情報も、ネット社会の現代ではすぐ入手できる。GEIMIN.NETによると、40点を獲得したのは、『ゼルダの伝説時のオカリナ』(任天堂)、『ソウルキャリバー』(ナムコ)、『ベイグラントストーリー』(スクウェア)、『ゼルダの伝説風のタクト』(任天堂)、『nintendogs』(任天堂)、『ファイナルファンタジーXII』(スクウェア・エニックス)、『大乱闘スマッシュブラザーズX』(任天堂)、そして『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』(KONAMI)の8作品である。8作中4作任天堂、2作スクウェア・エニックスであり、カプコンもソニーもセガもなしという厳しい状況にあって、ファミコン時代からのコナミファンとしては、コナミのソフトが評価されてとても嬉しい。
『メタルギアソリッド4』は、プレイステーション3の可能性、ゲームの未来を見せてくれるだろう。カジュアルゲーム全盛の日本市場にあって、当作は、映画のような本格作品の系譜に属する。当シリーズは戦場を舞台にしているアクション・ゲームだが、他の1人称視点ガン・シューティング・ゲームと異なり、作家性、物語性、テーマ性が濃厚だ。戦争に関わる人間が見せるドラマ、葛藤、悲劇の数々、戦争の裏にある国際政治の汚さ、政治戦略に翻弄される人々の様子が丹念に描かれている。ハードにプレステ3を採用し、ハイビジョン化した今回は、ムービーシーンだけで9時間あるというし、来週末が非常に楽しみだ。ゲームの発売日が待ち遠しいのは、中学生の頃以来。プレステ3という怪物的プラットフォームで、これからも良質のゲームが登場するのを期待している。
- [2008/06/07 20:22]
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